サメを運ぶ
皆さんはサメを運んだことはありますか?
私は人生で初めてサメを運びました。
私のアルバイトをしている水族館では時々珍しい生き物が漁師さんの網にかかったりすると持ってきていただいてそれを期間限定で展示したりするのです。
なんと今回いただいたのは体長約2.5メートル
「クロヘリメジロザメ」と呼ばれるサメでした。
だいたい80キログラムくらいあるみたいで大人5人でよいしょよいしょと運びました。
サメって本当にザラザラしていて鮫肌を感じ、気を抜くと今にも手が切れてしまいそうでした。
こんな経験ができるのも水族館ならではだと思い、クリスマスイブのアルバイトを乗り切ったそんな年末でした。
その時にしかできない経験を大切にしたいです。
雪かきは嫌いだが素敵なことも
今日は雪が沢山降りました。昨日まで雨だったのに急に雪になるもんですね。
そんなこともあって水族館のアルバイトで雪かきをしました。来年からは東京に引っ越すため今年がもしかすると最後の雪かきかもしれません。
雪の降らない地域で育ったため、雪を見るとテンションが上がっていたのですが、昨年雪を経験しそんなこともなくなってしまいました。
大学四年のアルバイトの先輩Hさんは地元ですので何食わぬ顔でせっせと雪かきを進めていきます。しかし、私は雪かきなんて昨年の1年間しか経験がないためなかなかスムーズに行きません。
こんな大変なことを毎年やっているのか!と昨年も思い知らされたのを思い出しました。
しかし、上越に来て雪かきをする中で素敵なこともあります。
雪かきしてるだけで周りに人がよってきて気づいたら手伝ってくれるんです。しかも話したことないような人ともたわいも無いことをニコニコ話しながら雪かきをするんです。
自然と生まれるコミュニケーションが雪かきにはあるのだと気づき、雪かきは嫌いだけど悪くないなと感じたのでした。
生きる
先日、108歳の曾祖母がコロナウイルスに感染し体調が戻らずそのまま亡くなってしまいました。
私は近くにはいられなかったが、周りにいた家族から聞いたのですが、亡くなる前の最後の言葉は「みんなありがとう」だったそうです。
その言葉を聞いて亡くなった悲しさもありましたが同時に曾祖母がかっこよくて、誇れる瞬間でもありました。
「生き抜く」ことってやっぱりかっこいいですね。
私には、大好きな映画があります。それは、イタリア映画の「Life is Beautiful」です。この映画はユダヤ人迫害のテーマで描かれた生きることを表現した物語です。
内容は実際に映画を見て頂きたいのですが、私の「生きる」ことに対する考えを変えてくれたものです。
私自身いつ死ぬかなんて分かりません。いつその時が来ようとも、かっこよく生き抜きたいと思ったのでした。
温かさとモチベーション
今私は週に2、3日ほど中学校の現場にお世話になっていて、ありがたいことに授業もさせていただいています。学生の私の授業は、まだまだ未熟で拙いものではありますが、それでも授業を持たせていただけることに日々感謝です。
この中学校は、職員室の雰囲気がとても「温かい」。子どもたちの様子を常に話していて、悩んだことがあるとすぐに「〇〇先生ちょっと教えていただきたいのですが」と声をかけて聞くことができる環境です。
私も例外ではございません。「伊澤先生分からないことがあるので聞いてもいいですか」「何か困ってることとか心配なことはありませんか」などと多くの先生方がお声掛けくださいます。校長先生自ら「家庭学習で相談あるんだけど…」と声をかけられたのはびっくりしました。
コミュニケーションを大切にしているのがとても伝わってきました。この雰囲気は、自然に子どもたちにも伝わっています。授業を持ったことのない生徒が話しかけに来てくれたり、授業の中で仲間に助けを求めたりと、それを受け入れる「温かさ」を感じます。
このような小さな積み重ねが、モチベーションの維持につながっていくのだと感じました。
この先、冬になり寒さも増しますが体も心も温めていきましょう。
好きこそ物の上手なれ
私は嫌いなものが沢山あります。勉強、水場の掃除、洗濯を畳むことなどなど
ある日子どもを見ていて思ったことがあります。掃除をしている子どもが楽しそうに掃除をやっているのです。特にゲーム形式でやっているわけでも無いし、ご褒美がある訳でもありません。ただただ掃除という行為を楽しんでいるのです。
なんでそんなに楽しく掃除ができるのかある女子児童に尋ねてみました。
「楽しんだ方が早く終わるし大変じゃないから」
至って単純な理由でした。
その時から私の中で何か変わりました。
苦手なものも楽しめるように過ごしていきます。
好きこそ物の上手なれ
ちなみにこれは係り結びです。
温故知新
最近、実践で国語を行うことが多くなりました。
今の時期、中学校での国語は古典の授業です。平家物語や、徒然草などを学習しています。
普段から古典作品なんて触れもしないのでこういう機会があるからこそ作品に触れられて嬉しく思います。
昔の人の考え方や教訓のようなものが作品には書かれていて、現代に通じるものが多々あるなと授業を通じて考えさせられました。
特に好きな教えがあって徒然草第150段には、芸を身に付けたい人へのアドバイスが書かれています。
「上達してから人に見せようという気持ちでは、芸は身に付かない。どんな名人でも初心者からスタートしたのだから、下手でも恥ずかしがらず、上手な人を見習ってコツコツ努力するべき」と言っています。
この歳なって古典作品を触れる事で新しい知見になるのだと思い知らされました。
少し古典も漁ってみようと思います。
タイヤ交換
私は雪が降らない地域で育ったのでタイヤを変えることはあまりありませんでした。
しかし、今私は新潟に居るので冬になると大雪が降ります。(現地の人からすると大したことはないようですが)それに備え、タイヤ交換を今年もしました。
私は車にはあまり詳しくないですが、父親が車に詳しくて何かあるといつもあっという間に元通りです。タイヤ交換も私は見ているだけですぐに終わります。
いつのまにか毎年見ているうちにやり方を覚えていたのでしょう。
ある人のタイヤ交換をやる事になりましたが、不便なく出来ました。父親の姿を見ていたからできた事です。教えられなくても出来ることって意外とあるんだなと思いました。
明日から、ナットも心も引き締めていきましょう。