いざわの窓

4月から東京の教員になる大学院生の日常あれこれです。

二日間休んでしまったが‥‥

先週は体調を崩して水曜日、木曜日の2日間、お休みを頂きました。

 

2日も休んでしまって子どもたちは果たして大丈夫だったかとても心配し金曜日出勤。

 

教務室に入ると多くの先生方から声をかけていただいて、「疲れ溜まってきたよね」「遠足お疲れ様!」「大丈夫、心配しないで」と沢山励まされました。本当にいい職場だと思います。

 

そして1番心配していた子どものことですが、「みんなすごく頑張っていましたよ!」

「先生のこと全員心配してるので元気な顔見せてあげてね」

と言われ、本当に安心しました。

 

私がいない間、色々な先生が助けてくれていました。

そのことを子どもに伝えたくて、道徳の時間に話をしました。

 

大人の私でも失敗なんて沢山します。

その時に周りが助けてくれる。それは周りを大切にしてるからお互いに助け合う。

みんなの学級目標と近いよね。1年間目指していこう!

 

いままでで1番大きな返事が返ってきた。

いざ遠足へ!!!

今日は遠足に行きました。

善福寺川緑地公園、和田堀公園というところに行きました。

 

私は子どもに3つの目標をたてました。

4年生と3年生の合同遠足だったので、

①仲良く!

②安全に!

③みんなで楽しく!

 

これらの目標で行いました。

 

チェックポイントに立って様子を見ていると4年生が3年生のお友達に

「しっかり端っこによってね!」

「信号だよー気をつけて渡るよー」

「ここは狭いから1列!」

 

と、凄く声をかけていました。

とても感動しました。

 

帰ってきて感想を聞いたところ、

「親の気持ちがわかったよ」

「先生ってこんなに大変なんだな」

「みんなでやると気持ちいいね」

 

などとお世話をして感じたことや、みんなでやることの良さに気づいていました。

 

なんとか無事に終わって私も安心しました。

真剣勝負

昨日は土曜日でしたが初めての公開授業でした。

 

1時間目は音楽で、普段だったらなかなか音楽室に行くのすら時間がかかってしまいますが保護者がくるからでしょうか、とても早く行動して音楽がスタートしました。

 

無事に専科の先生の音楽を終え、勝負の2時間目「国語」です。

初任が担任なので心配したのか、クラスの半分以上の保護者が来ました。ざっと20人弱。

 

保護者多いなぁ…なんて思っていていざ、戦闘開始。

 

学習の挨拶をした途端、抱えていた不安なんて吹き飛びました。いつもの元気な挨拶でした。

 

今日もこの子たちならできる。そう確信しました。

 

一通り学習を進め、終わりの挨拶。

 

その後、なんと子どもたちから拍手が。

 

「みんながんばった!そして先生もがんばった!」

 

その光景を見ていたある保護者から、

「子どもと真剣に向き合っていることが分かって安心しました。」

 

と、声をかけてくれました。

 

私はいつも子どもに言っていることがあります。

授業は真剣勝負。人生の中でこの授業はたった一回しかない。だから真剣勝負なんだよ。先生にとっても1回しかないから、本気でやるよ。

 

たった3週間ですが、ちょぴっと子どもにも伝わったのかなと思い、嬉しくなりました。

 

その後の避難訓練(引渡し訓練)もスムーズに行き、やりきった土曜日でした。

 

楽しかった。

 

PS.今まで長縄の最高記録は332回でしたが、昨日は507回と大幅更新しました。

 

理由を聞いたら、私が出張の時に作戦会議したそうです。

ほんとにどこまで面白いんだ。

学級目標

今日は学級目標を立てました。このクラスには何が必要なのか、まず私は何も言わず任せることにしました。

 

最初はごちゃごちゃしてて何を話し合っているのか全然分かりませんでしたが、チラホラ聞こえて来た声に耳を傾けてみました。

 

「これとあれってまとめられそうじゃない?」

「これをやるためには何が必要なんだろう」

「みんながってのが大切なんだよ」

 

おお!いいぞ!そのまま任せとくか。と思い時間になりました。

 

それで決まった学級目標が

 

「みんなが寄り添うために、人のことを考え、声をかけ合うクラス」

 

になりました。

 

みんながって入っていてほんとに嬉しくなりました。

 

1年間期待しかないです。

モヤモヤからキラキラへ

 今日は初任研2回目がありました。

学級経営についての初任者グループワークがありました。

 

「学級経営に必要な力とは」

 

このざっくりとした議題でいざスタートです。

 

私はそもそもなぜ「学級経営」が必要なのかから考えたらいいのでは無いか。と意見を初めに言いました。

 

沈黙。

 

話題を変えて、ではそもそも「学級経営とはなにか」にして、私が考えている学級経営を話しました。

 

沈黙。

 

私は居ないものにされているのではないかとモヤモヤし、心配になりましたが、一人の女性が口を開きました。

 

「イメージが湧かないんです。」

それに周りもコクコク頷きます。

 

私は恥ずかしくなりました。現場の経験がとても行える環境にいた私がイメージ出来ているのは当たり前ですが、他はそんなことは無いのをなぜ気づかなかったんだろう。

 

「今不安なこと、大変なことはどういうところですか?」

 

と質問を変えてみたら沢山話題が弾みました。

 

みんな不安や困り感がありつつも今後の展望が見えてきてキラキラした目をしてました。

 

子どもにも同じです。私が当たり前と思うことは子どもにはそうでは無い。

 

基本的なことに気づかされた研修でした。

 

 

 

任せろ

今日は理科で春探しをしに校庭に行きました。

全員揃ってさぁ行くぞ!

 

ちょっとまて、1人いない‥‥

 

とある男の子が教室の中に残っています。

何かあったのかと思い声をかけますが反応してくれません。

 

無理に出すわけにはいかないし、その他の子どもを野放しにしておくわけにもいかないしどうしようと考えていた矢先。

 

1人の男の子が私に声をかけました。

 

「俺に任せろ!」

 

その言葉を信じ、待つこと二分。

 

なんと頑なに動かなかった彼が全力疾走で(廊下は歩くべきですが)校庭に向かうではありませんか。

 

あとで「俺に任せろ!」と言ってくれた男の子にどうやったか聞きました。

 

「俺とみんなが見つけられないようなすごい春見つけようぜって約束した。」と言いました。

 

私の無力さも感じましたが、子どもの繋がりに心温かくなりました。

 

ps.ちなみに私が見つけた春はイヌノフグリです。ケルルン、クック。

失敗、授業、のち失敗

今日は失敗の連続でした。まずは準備したはずのパワポが起動しないところから始まりました。

昨日と今日の朝この授業1時間のためだけに作ったスライドが全く動かないじゃありませんか!!

 

私は焦るし、子どもはソワソワ‥‥

私が授業をつないでいる間にICT支援員さんの15分間における死闘の結果

 

動きませんでした

 

支援員さんに全力の謝罪をし、5時間目まではとりあえず卒なくクリア。

 

休息も束の間、委員会活動が始まりました。

 

委員会活動は5、6年生の活動です。

しかし、「四年生の代表委員会は?」

 

雷に打たれたより衝撃的でした。

そうです。私のミスです。四年生の中から2人代表を選出し、委員会を行わなくてはならなかったのです。

 

今日はとってもとっても凹んでいましたが、先輩教諭に相談しました。

 

すると、「考え、悩んで、失敗もして成長するんだからいいんだよ。子どもに対する強い思いを感じるからその思いを大切にして、沢山失敗しなさい。あなたは学ぶ力がある。」

 

と言ってくれました。

 

素敵な職場で本当によかったし、見てくれる人も必ずいました。

 

自分信じて、失敗もするけれど成長するための糧にします。