いざわの窓

4月から東京の教員になる大学院生の日常あれこれです。

任せろ

今日は理科で春探しをしに校庭に行きました。

全員揃ってさぁ行くぞ!

 

ちょっとまて、1人いない‥‥

 

とある男の子が教室の中に残っています。

何かあったのかと思い声をかけますが反応してくれません。

 

無理に出すわけにはいかないし、その他の子どもを野放しにしておくわけにもいかないしどうしようと考えていた矢先。

 

1人の男の子が私に声をかけました。

 

「俺に任せろ!」

 

その言葉を信じ、待つこと二分。

 

なんと頑なに動かなかった彼が全力疾走で(廊下は歩くべきですが)校庭に向かうではありませんか。

 

あとで「俺に任せろ!」と言ってくれた男の子にどうやったか聞きました。

 

「俺とみんなが見つけられないようなすごい春見つけようぜって約束した。」と言いました。

 

私の無力さも感じましたが、子どもの繋がりに心温かくなりました。

 

ps.ちなみに私が見つけた春はイヌノフグリです。ケルルン、クック。