いざわの窓

4月から東京の教員になる大学院生の日常あれこれです。

夢と魔法の国

 夢と魔法の国と言えばそう皆さんご存知「ディズニーリゾート」です。

 先日プライベートで行く機会がありました。私は大学生活の4年間ディズニーリゾートでアルバイトをしていた経験があります。いわゆるディズニーキャストとして働いていました。

遊びに夢中になってる中、当時のことをだんだん思い出し、私が好きなエピソードをひとつお話します。(お時間あればお付き合いください)

 

 私が働き始めて間もない時です。若い夫婦らしきゲストさんがいらっしゃいました。私はアトラクション担当で、「お待ちの方は2名様ですか?」といつも通り質問しました。すると先輩キャストさんが、「大変申し訳ございません。」と私の対応に被せるようにして謝ったのです。

 最初はなんで謝っているのか分からなかったが先輩キャストさんの次の言葉でハッとさせられました。

 

「全員で3名様ですね。」

 

そうです。妊婦さんがいらしたのです。

これがキャストなのだと思い知らされました。この人たちのおかげでディズニーリゾートは成り立っているのだと強く感じました。

 

 この出来事があってから、ゲストさんの様子をかなり観察するようになりました。そして、言葉掛けを意識するようになりました。

 この観察力と言葉掛けを今後、学校の現場でも発揮したいものです。

 

 夢見たいな瞬間を魔法のように届けていきたいですね。